『非常事態宣言』が出されるのを待っていたとは ― 『認めて任せる』日本国民に託された将来は変わっていなかった

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2021年04月18日 23:44



太平洋戦争下の1943年4月18日、アメリカ機がソロモン上空で長官機を撃墜した。「やってみせ、いってきかせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」といい、具体的な部下指導でリーダーシップをとった。
これには次のような続きがある。「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
「やってみせ〜」は新任者に対して基本動作を叩き込むレベルといえるだろう。その上で、部下をさらに育成して才能を開花させるためには、やはり「任せる」「信頼する」という要素が不可欠になってくる。しかし、真の性善説によるマネジメントを実践するためには、ただ「任せて」「信頼する」だけでなく、部下をしっかり見守って、コミュニケーションを大切にし、成果を認めることも怠ってはならない。
「今どきの若い者はなどと、口はばたきことは申すまじ」と、世代を超えた人望の厚さから、部下からは「おやじ」と慕われた。