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2020年04月14日
大地震後、豊作が続くが〝疫病〟が起こることあれば ― 2年後に再び大きな地震が起こる

平成28(2016)年の熊本地震は、4月14日21時26分に発生した。マグニチュード6.5・最大震度7の大きな地震は前震だった。一日少々経った、4月16日1時25分に発生したマグニチュード7.3・最大震度7の本震で壊滅的被害となる、観測史上例のない地震とされる。震源は布田川・日奈久断層帯で、4月19日までに震度5以上の地震が9回あった。14日の前震は日奈久断層で起き、16日の本震は布田川断層が日奈久断層に接する箇所で起きた。震源の深さが10km程度と浅かったため、地上の激しい揺れを惹き起こしたとされる。
熊本城が被害を受ける地震は今回が初めてではない。寛永2(1625)年、寛永10(1633)年、弘化4(1847)年の地震では、熊本城に被害があったことが明らかになっている。
弘化3(1846)年の4月の中旬頃。毎晩のように海中に光る物体が出現していたため、ある夜に町の役人が海へ赴いた。役人に対して自らを「海中に住むアマビエである」と名乗り、「この先6年間は豊作が続くが、もし疫病が流行することがあれば、私の姿を描いた絵を人々に早々に見せよ」と予言めいたことを告げ、海の中へと帰って行った。その姿は人魚に似ているが、口はくちばし状で、首から下は鱗に覆われ、三本足であった。
弘和4年の熊本地震の前年に、このアマビエが現れていた。そのアマビエを描いた絵は人々に見せられたのかどうか。安政元(1854)年11月5日と、一日少々経った11月7日に安政南海地震(マグニチュード8.4)が起こる。〝町在で家の倒壊等の被害。熊本城内に格別の被害なく、少々損所あり。〟と肥後近世史年表にある。アマビエが現れてから、8年後のことである。
熊本城が被害を受ける地震は今回が初めてではない。寛永2(1625)年、寛永10(1633)年、弘化4(1847)年の地震では、熊本城に被害があったことが明らかになっている。
弘化3(1846)年の4月の中旬頃。毎晩のように海中に光る物体が出現していたため、ある夜に町の役人が海へ赴いた。役人に対して自らを「海中に住むアマビエである」と名乗り、「この先6年間は豊作が続くが、もし疫病が流行することがあれば、私の姿を描いた絵を人々に早々に見せよ」と予言めいたことを告げ、海の中へと帰って行った。その姿は人魚に似ているが、口はくちばし状で、首から下は鱗に覆われ、三本足であった。
弘和4年の熊本地震の前年に、このアマビエが現れていた。そのアマビエを描いた絵は人々に見せられたのかどうか。安政元(1854)年11月5日と、一日少々経った11月7日に安政南海地震(マグニチュード8.4)が起こる。〝町在で家の倒壊等の被害。熊本城内に格別の被害なく、少々損所あり。〟と肥後近世史年表にある。アマビエが現れてから、8年後のことである。
Posted by analogsound at 23:34
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