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2020年05月11日

アマビエを描き写させることで疫病・地震への心構えを意識して根付かせる

1846年5月10日


ここ一週間、関東周辺で地震相次ぐ。


新型コロナウイルスで自粛の折、携帯電話から緊急地震速報が流れる夜が続いた。5月4日夜と6日の未明、震源地はそれぞれ千葉県北東部と北西部。マグニチュード5.5と5.0、最大震度はいずれも4だった。その一方で、長野県では4月22日から5月8日までに計74回の地震が計測されている。
今朝5月11日、午前8時58分ごろ、福島県と茨城県、千葉県で震度3の揺れを観測する地震がありました。
気象庁の観測によりますと、震源地は茨城県沖で震源の深さは50キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.5と推定されています。
各地の震度は、震度3の揺れを、福島県の郡山市やいわき市など、茨城県の水戸市や日立市など、千葉県の旭市と香取市で観測しました。
このほか、震度2や1の揺れを、東北地方や関東甲信越、東海地方の一部で観測しました。
揺れこそ震度3でしたが、Facebookでの友達の発信によると、「おどろいた」と不安は隠せないようだった。しかも、広い範囲で震度3というのは、南海トラフ地震の予兆かと昼の情報番組で取り上げていました。
それで、改めて熊本の最近の地震発生を再確認。
新型コロナ禍が一旦は収まったとしても、第2波、第3波の到来は確実とされている。韓国、そして中国で20歳代男性がクラブなど5箇所を一晩の間にはしごして、クラブなどの従業員に感染、店の客5,000人以上への影響が心配されている。そんな中、台風や大雨に伴う災害が起こったり、規模の大きな地震が発生し、避難所などでの生活を余儀なくされる人々が出てきた時にどうするのか。

アマビエを描き写すことで心構えを根付かせる


弘化3年4月中旬のこと、毎夜、海中に光る物体が出没していたため、役人が赴いたところ、アマビエが姿を現した。 ― 旧暦(和暦)の弘化3年4月15日は、西暦(グレゴリオ暦)の1846年5月10日に相当する。アマビエは、役人に対して「私は海中に住むアマビエと申す者なり」と名乗り、「当年より6ヶ年の間は諸国で豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を描き写した絵を人々に早々に見せよ。」と予言めいたことを告げ、海の中へと帰って行った。同じ姿の妖怪は天草にも現れている。
暮れに熊本城の石垣が崩れる地震が起こっており、アマビエが警鐘をした通り、8年後に再び熊本城の石垣が崩れる規模の南海トラフを震源とする大地震が起こっている。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が、アウトブレイクからパンデミックへと発展した。令和2年2月27日、「疫病退散にご利益があるというアマビエの力を借りよう」「コロナウィルス対策としてアマビエのイラストをみんなで描こう」と一面的な理解による発想から、妖怪掛け軸専門店「大蛇堂」が、Twitterに投稿したところ一気に話題となった。
妖怪ファンは周知ながら、熊本の人でも知らなかったのではないだろうか。それ以前に、熊本の地元テレビ番組でも「熊本の妖怪」という話題で取り上げた時でも、アマビエの姿をテレビ画面では紹介しなかったものを、アマビエを自己流にアレンジした作品にして商業化さえしてしまった。ここには、さら小僧の歌を耳にした人間が、この歌で一商売稼ごうとした悲劇が重なる。姿を描いたことでイメージを人々に植え付けられる。
護符としての特徴のみがアマビエを描くことで拡散していますが、原典たるアマビエの瓦版の原文は「(これから先、)豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を絵に写して人々に見せるべし。」という旨のものであり、絵を見せることで疫病が収まると言っているわけではない。
まずは防災リュックを確認、今回はマスク、消毒薬と、来たるべき時のために備えておきたいですね。


Posted by 武者がえし at 23:47
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