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2020年07月28日

小さな女の子には女の兆をつねに感じ取ることができる

小さな男の子のうちに大人の気配を感じることは滅多にない。だが、小さな女の子には女の兆をつねに感じ取ることができる。


アレクサンドル・デュマ・フィスの誕生日(1824)(文政7年、江戸時代)

フランスの小説家・劇作家アレクサンドル・デュマ・フィスは、同名の父、アレクサンドル・デュマ・ペール(代表作「モンテ・クリスト伯」)の非嫡出子。父の庇護のもと、若いころより社交界に出入りし、20歳のときに高級娼婦マリ・デュプレシスと恋に落ちる。その思い出をもとに書きあげた本作『椿姫』が脚光を浴び(1848年)、1852年にはみずからの脚本で同作を上演、大成功を収める。その後も小説や戯曲で多くの作品を発表し、1874年にはアカデミー・フランセーズの会員に選ばれた。
『尊敬のない愛は長くは続かない』
『小さな男の子のうちに大人の気配を感じることは滅多にない。だが、小さな女の子には女の兆をつねに感じ取ることができる』
彼の名言で、あるが、
平たく言えば、女子は生まれながらにして小悪魔の要素があり、どんなに小さな女の子でも「女」を感じることがある。

実直な青年と高級娼婦の愛を描いたデュマ・フィス著『椿姫』に出てくる娼婦は、自堕落な生活を送りながらも本当は純真な心を奥底に秘めた哀れな社会の犠牲者として描かれている。
多かれ少なかれ、男というものは女性に対して神秘的なものを感じている。金銭の対価として、その美しい肉体を差し出す女性たちに男は下卑た視線を向けながらも、彼女たちがその神秘性と、可憐で清らかな心を失わずにいて欲しいと願っている。


Posted by 武者がえし at 22:38
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