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Posted by おてもやん at

2020年11月11日

秘密兵器を探るだけがスパイではない ― 労働者の怒りと闘争・赤狩りを体験したバーンスタインが史実を基に描く

男の闘い ジャック・キーオ 1970炭鉱に沈む夕陽を捉えた導入。鉱山から引き上げてくるトロッコを写し、男達が出てくると背後に大爆発が起こる。ジェームス・ウォン・ハウの見事なキャメラ。マーティン・リットの静と動の演出で男たちの重いドラマを始めると宣言するようだ。ヘンリー・マンシーニの音楽。
1876年。ペンシルベニアの炭鉱。アイルランドの移民達は、ジャック・キーオ(ショーン・コネリー)をリーダーに〝モリー・マガイア〟という秘密結社を結成。苛酷な労働と生活のための闘いを繰り返してる。そこに労働者を装い、実は会社サイドの依頼で警察が送り込んだスパイ、ジェームス・マッケナ(リチャード・ハリス)が乗り込んでくる。労働者の怒りと闘争を赤狩りを体験したウォルター・バーンスタインが史実を基に描く。社会派ドラマ。