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2020年11月15日

往来できるのは空飛ぶ石像 ― 2293年の未来、人類は不老不死の「エターナル」と死のある「獣人」に分かれていた

ザルドス ゼッド 1974「獣人」集団エクスターミネーターのリーダー、ゼッド(Zed)は、貢物の穀物に紛れて、ザルドスに乗り込み、ボルテックスへ旅立つ。ボルテックスに着いたゼッドはメイ(May)という女性エターナルに捕獲される。
ボルテックスはタバナクル(Tabernacle)という中央コンピューターによって支配されている。「エターナル」は脳に埋め込まれたクリスタル(チップ)によってテレパシー能力を持つが、常に思考を監視されている。しかも、不穏な思考や反逆思考が感知されると、持ち主には歳を取らせるという刑罰が与えられる。
ボルテックスは当初科学者の理想郷として建設され、人類への貢献が期待されたが、不死不老ゆえの熱意の枯渇により結局ほとんど成果を出せず、エターナルは目的を失って無気力状態に陥っていた。
100万ドルというわずかな予算で製作された、ショーン・コネリー主演の1974年に製作されたアイルランド・アメリカ合作映画『未来惑星ザルドス』(Zardoz)は、その結末の展開も含めて、現代日本のアニメーションに浸透している。果たして平成生まれのアニメーターらにその認識は残っているだろうか。



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